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10.07.07. 南青山 RAT HOLE GALLERY [◐ 風景 ◑]


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RAT HOLE GALLERY  東京都港区南青山5-5-3 B1F
荒木経惟 「センチメンタルな旅 春の旅」 11 June – 18 July 2010

チロちゃんは春日部のおばあちゃんとこから生後4ヶ月のときにヨーコ(妻)がもらった。」
 --荒木経惟 「愛しのチロ」 1990年

それから22年という長い年月、荒木のモデルをつとめた愛猫チロが2010年3月2日に他界。人間の年齢で言えば105歳という大往生だった。「あんなにオレを愛してくれた女はいない」とチロのことを話す荒木にとって、チロは早世した妻ヨーコに代わり支えとなってくれた、かけがえのない存在であった。ヨーコが亡くなってから20年、再び愛するものを失う悲しみに直面した荒木は、生と死の間を流れ行く日常は「人生という旅」であることを、写真を通して語る。

今回の展覧会で、荒木はチロの最後の数ヶ月を撮った作品80点を発表する。バルコニーを歩くチロ、ベッドに横たわるチロ、カメラをじっと見つめるチロ。写真に写るチロは、荒木のレンズを通した写真にもかかわらず、まるで目の前で触れているような気にさせる。鳴いたり、甘えたり、寂しがったり・・・。表情豊かなチロと風景は、ラブ・ストーリーのように流れ、荒木の深い愛情が伝わってくる。そして、チロが去ったあとの空や花の風景は、このうえなく愛しく切ないメロディーに聞こえてくる。
(ホームページより抜粋)

アラーキーの事になると、やたら熱く語るnao。
愛犬(故)の事を思い出し凹むtaka。





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